大道芸に必要な音響機材とは?会議室や屋外イベントでも活躍!

 

こんにちは。湘南のクリスタルマジシャン Michel(@michel_orbs)です。

屋外でのパフォーマンスを観る際に、お客様が意外と疑問に思っているのが、パフォーマーの使う音響一式について。

 

電源がある場所でしか音響は使えないかと思いきや、実は電源が無くても、野原のど真ん中でもスピーカーと無線マイクを使ってパフォーマンスが出来てしまいます。

 

このパフォーマー御用達の屋外用の音響一式の組み方、あらゆるイベントで役に立つのでは…と思ったのであえて記事にしてみました。
ちなみに、人によって若干の機材の差があります。
今回ご紹介するのは私が普段屋外で使っている簡易音響一式となりますので、様々なパターンのうちの一例としてお読み下さいませ。

 

音響機材と聞くとやたら複雑そうですが、私が使用している一式はかなりシンプル。それでも、電源の無い場所で150Wの大音量を実現し、無線マイクも使いつつ5回以上ステージが出来てしまいます。
しかも、一式で小さめのトランク一つに収まるくらいにコンパクトですよ。

 

早速ですが、私が使用している機材がコチラになります。

・スゴイバッテリー
・カーインバーター
・Behringer EUROLIVE b205d
・無線ヘッドセットマイク
・3.5mmステレオミニプラグ-2RCA変換アダプター
・Bluetoothリモコン

私は音響の専門家ではないので言葉不足な点はご容赦くださいませ。順に解説していきます。

 




災害時にも大活躍。軽くてコンパクトなのにあらゆる場所で電源が使えるスゴイバッテリー

初めに言っておきますが、『スゴイバッテリー』は正式な商品名です。理由は、スゴいからです。
何がスゴいって、家庭のコンセントと同じ100Vがどこでも取れてしまう凄まじいバッテリーなのです。
そんでもって、重さが何と約2.5kg。文句なしの代物です。

 

電源が遠かったり、屋外で電源が無い場合でもこれを使えばどこでもパフォーマンスの音響が動かせてしまうという訳です。
バッテリーの持ち時間もかなり長いので、文字通りスゴいとしか言えないバッテリー。
ちなみに災害時に持っておけば、電気ポットなどの家電を動かしたり、携帯電話やラジオの充電まで出来てしまいます。
パフォーマンスの音響の話以前に、一家に一台持っておいて損はございませんよそこの奥様!

 

スゴイバッテリーとセットで必要なインバーター

スゴイバッテリーのスゴさを存分に音響で発揮するには繋がなければ意味が無い!
バッテリー側のシガーソケット端子にインバーターを接続する事で、自宅のコンセントのように2口挿せるようになります。

 

ちなみにこれ単体があれば車のシガーソケットから電源を取るのに重宝するので、キャンプのときなどにも役立つはずです。

 

150Wの大迫力とコンパクトさを兼ね備えたPAシステム、ベリンガー

電源が取れた所で、ここに接続するのがPAシステム。音が実際に出るのがこの機械です。
私が愛用しているのが『Behringer EUROLIVE b205d』というPAシステム。
小振りなボディながら150Wの大音量で、ミキサー・アンプ・スピーカーが一つになっている優れもの。

 

有線マイクや後述する無線マイクの受信機もこちらに繋いで使用出来ますよ。
操作もかなり簡単なので説明書を読まなくても直感で操作出来ると思います。
シンプルだからこそ、使いやすい。これまで数年使っておりますがベリンガーが原因でトラブルが起きた事はゼロです。

 

パフォーマンスやプレゼンをするなら両手が空けられる無線ヘッドセットマイクでストレスフリーに

無線マイクがあればパフォーマンスは勿論ですが、プレゼンの場などでも大変便利です。
会議室で電源がないことは稀だと思いますので、先述したベリンガーと無線システムがあればプレゼンの場では完璧です。
様々なメーカーのモデルがありますが、ボーカル等音質に著しく影響される使い方でなければ、手頃なもので大丈夫です。

 

一つ注意して頂きたいのが、無線のチャンネルについて。
周辺に無線を使っている場所があると混線する可能性があるので、必ず周辺で使われていないチャンネル番号に設定して下さいね。
先述したベリンガーと一緒に使用する場合は送信機はベルト等に装着、受信機は電源とベリンガーのマイク入力端子に接続すればOKです。

 

私が使用しているのはSHUREのモデルになります。
音響機材が予め用意されている現場でもこのモデルを頻繁に見かけます。大変使いやすいので間違いないです。

 

スマホ等を音源にするなら、ケーブルも忘れずに

音楽等をスマホから流す場合にはそれに合ったケーブルが必要になります。
ベリンガーの2RCA入力(赤白の場所)と、スマホのイヤホンジャックを接続するのがこちらのケーブル。

 

長さは色々ありますが、大は小を兼ねるということで私は長めのケーブルを使っています。

 

音響の遠隔操作を実現する、Bluetoothリモコンでスムーズに

リモコンを使うと曲の早送りや音量の上げ下げなどを、音源に触れずとも操作出来るようになります。
特に大道芸では、一時停止してお客様にジョークを言ったり、次の曲にすぐに移ることも多いのであると大変重宝します。

 

車でスマホから音楽を流す際にも、これさえあれば運転中でも手元のボタンで曲の操作が出来ますよ。

 

一式揃えて、いざパフォーマンス

以上が、私が簡易音響として使用している機材一式になります。
これだけあれば、いつでもどこでも音響を使ってパフォーマンスが出来てしまいますよ。

 

もし屋外イベントでトランシーバーなどが必要な場合は、必要な数に応じて用意が可能な格安レンタルサービスを利用するのがおすすめです。
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屋外イベントでネックになるのが電源の確保ですが、スゴイバッテリーの存在によりそれが見事にクリアされています。
一式持ち運んでも小さめのトランク一つに収まるサイズなので、運搬も非常に楽です。

 

会議やイベントの場でもこの一式があれば大活躍間違いなしですので、是非ご参考にして頂ければと思います!

 




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湘南在住の日英中3ヶ国語を話すステージマジシャン。 最先端のLED技術とマジックを組み合わせた『光と錯覚のパフォーマンス』を得意とし、全国の有名ホテルやパーティなどに出演しています。 出演のご依頼やご相談は、こちらからお気軽にお問い合わせ下さい。