【出張レポート】さむかわビッグタウンロックフェスティバルにて和風マジックショー

2024年11月3日、秋の澄んだ空気が心地よい神奈川県寒川町にて開催された「さむかわビッグタウンロックフェスティバル2024」に出演しました。

朝晩は冷え込む季節ですが、この日は青空が広がり、屋外イベントとしては絶好のコンディション。
それでも風が少し強く、マジックの演出には少し工夫が必要なシチュエーションでした。

寒川中央公園には、多くの方がフェスティバルを楽しみに訪れ、会場は音楽と歓声に包まれていました。
私のステージが始まる頃には、たくさんの方がショーの開始を心待ちにしてくださいました。

今回のショーは、台湾公演直前ということもあり、台湾で披露する予定の演目を地元の皆さまにいち早くご覧いただく貴重な機会となりました。

今回のショーでは、特に「和」の要素を多めに取り入れた演目を構成しました。
例えば、切り刻んだはずの和紙が次々と鎖のようにつながっていく、伝統的なマジック。
このシンプルながらも奥深い演技に、観客の皆さんは驚きと興味を持って見入っていました。和紙が一つにつながるたびに、「おぉ…！」という感嘆の声が上がります。

続いて、お客様に参加していただくマジック。
指をしっかりと紐で縛ってもらい、その状態のまま手が輪っかや棒を貫通していく、不思議な現象を披露しました。

観客の中から協力してくれた方も、驚きの表情で「どうなってるの!?」と声を上げ、周りのお客様も一緒に盛り上がる一幕となりました。
フェスティバルのにぎやかな雰囲気の中で、こうして観客の皆さんと一緒に驚き、楽しむ時間は何よりも貴重なものです。

ショーのラストを飾ったのは、私の代名詞とも言えるクリスタルの演技。
この日は天気が良く、青空の下でクリスタルが光を反射し、周囲の景色がキラキラと映り込む様子がとても美しかったです。

自然の光を活かしたこの演目は、屋外ならではの魅力を最大限に引き出してくれました。ステージ前の小さなお子さんたちは、まるで魔法のような光景に目を輝かせていました。
風が強い中での演技でしたが、観客の皆さんが一瞬一瞬を楽しんでくださる姿が印象的で、マジシャンとしてのやりがいを改めて感じるステージとなりました。

今回の貴重な機会をいただいた株式会社Movements代表の野田さん、そして温かく迎えてくださったお客様に、心より感謝申し上げます。
寒川の皆さまの前で演技ができたことを、とても嬉しく思います。またお会いできる日を楽しみにしています、ありがとうございました！

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Michel

Crystal Magician®

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日本と台湾を拠点に10年以上に渡って活動する、日英中トリリンガルのマジシャン。 豪華客船飛鳥Ⅱやイタリアでのテレビ出演など数々のステージを経験した後、 現在は３言語を駆使したマジックショーで国内外のイベントで活躍中。 2018年には表参道で開催されたTEDxにてメインスピーカーとして登壇。 2023年には台湾の名門清華大学にて講演及びマジックのレクチャーを行うなど、アーティストの立場から教育にも携わっている。 台北市の大人気マジックレストラン「Potions」唯一の日本人マジシャンとして出演中。