ゲームソフトの世界観。それはインスタレーション作品だ

こんにちは。湘南のクリスタルマジシャン Michel(@michel_orbs)です。

 

遂にモンハンシリーズ最新作、MONSTER HUNTER WORLDが発売されましたね。
自然の中で遊ぶのが好きな私にとっては、架空の自然環境を走り回れるゲームはやってて最高に楽しいです。
現実世界ではアリ一匹も可哀想で踏めませんが、フィクションと割り切って狩りをしています

 

実は昔はほとんどゲームをしなかった私。
ポケモンスナップとドンキーコング64くらいしかまともにやった記憶がありません。
ゲームキューブもプレステも買わず、クリスマスにサンタさんが投下してくれたニンテンドー64をこよなく愛し遊んでいたのです。

 

そんな私、大人になってからゲームをする時間が増えました。
時間があるから単純に楽しむっていうのもそうなんですけど、私はゲームというものに新しい価値を見出したのでその恩恵を受ける為にもプレイしています。
その価値というのは

 

『ゲームソフトって、仮想空間におけるインスタレーションだ』と思ったのです。

 

インスタレーションとは、

インスタレーション (英語: Installation art) とは、1970年代以降一般化した、絵画・彫刻・映像・写真などと並ぶ現代美術における表現手法・ジャンルの一つ。 ある特定の室内や屋外などにオブジェや装置を置いて、作家の意向に沿って空間を構成し変化・異化させ、場所や空間全体を作品として体験させる芸術。
Wikipedia参照リンク:インスタレーション

というものです。

 




プレイステーションVRの登場と、ゲームという作品の再認識

近年のVR作品なども仮想現実空間上での作品なので、広義でのインスタレーションに含まれると考えています。
近年はプレイステーションVRなども発売され、一般家庭への浸透も始まっているVR技術。
でも、ちょっと待って。
プレイステーションVRが発売される前に、ゲームをするにはそもそもプレイステーション4だけでもいいのです。
もっと昔のゲーム機だって全部そう。

 

これって、
『プレイヤーの視野や感覚にVRほどの干渉は出来ないものの、昔からゲームは仮想現実を楽しめる作品であった』
という事です。

 

今までの全てのゲームをインスタレーションとして捉えてプレイしたら…
もうなんか、美術館巡りのような気分でゲーム出来るんじゃないかと思った訳です。
そんな思いつきから仕事の合間にゲームをする機会を増やしてみました。

 

その結果、
ゲームをインスタレーションとして捉えると、アーティスト目線で膨大な知識と学びが得られるという事が判明しました。




音楽、フィールド、人物、ストーリー。ゲーム上の世界を通して、ゲームを作ったクリエイター(アーティスト)の想いが感じ取れた

という訳でそんな事を考えながら、何作品もプレイしてみました。
こんなことを考えながらプレイすると、

・BGMに使われているコードや旋律とゲーム展開の親和性
・フィールドの岩や草木、建造物の配置場所やデザイン
・ストーリー進行にプレーヤーを導く為の導線の敷き方
・キャラクターの個性とゲームにおける意味

など、至る所に目が向きます。

 

勿論、画質や本体の性能によって、箱庭の中に表現出来る幅は限られて来ます。
インスタレーションで使う部屋の広さと同じですね。
そう考えてプレイすると、昔のゲームがより凄まじく感じるのです。
容量(部屋の広さ)と闘いながら、プレーヤーが涙するほど、のめり込むほどの世界観と数多の情報が、誰にでも理解出来る伝え方で叩き込んであるのです。

 

これは、私のようなパフォーマーは見習わなくてはなりません。
例えば私たちパフォーマーが演技やショーを作ることに先ほどのことを言い換えると

 

・BGMに使われているコードや旋律とゲーム展開の親和性→演技やショーの世界観に合致する音楽の重要性
・フィールドの岩や草木、建造物の配置場所やデザイン→舞台やステージの道具の配置、演出
・ストーリー進行にプレーヤーを導く為の導線の敷き方→演技に込める想いや気力がお客様に伝わるような演技構成
・キャラクターの個性とゲームにおける意味→パフォーマーが持つ個性や人柄、人生観や経験

 

と考えることが出来ます。

 

何よりゲームが凄いのは
多数のクリエイター(パフォーマー)が作った1つの作品(ショー)をプレイヤー(お客様)が自由にプレイ(体感)し、膨大な情報を誰しもが理解出来る(誰もが楽しめるショーである)ということなのです。

 

冷静に考えたら、2時間ほどの映画や劇を見ている以上の膨大な情報の仮想世界を好きな時にいつでも体感する事が出来る作品が数十年前から存在しているのは凄い事です。

ゲーム機の性能の進化がもたらしたリアルと見間違うほどの仮想世界。隅々まで観察すると沢山の発見がありますよ

最近のゲームは、かつて無い程にグラフィックやモーションが進化しています。
実写映画と見間違う程の映像クオリティ、そしてリアルなサウンド。

 

家に居ながら、まるで別世界を旅しているかのようなリアルな体験が出来てしまう時代になりました。
私は実際に旅をするのも大好きです。旅先で出逢う自然や街には沢山のインスピレーションを受けています。
同時に、リアルと見間違うほどのアンリアルを観て、作品における想像力や新たな発見を得るのも大好きなのです。

 

芸術に携わる人のみならず、ゲーム上で流れている音楽や見える景色の隅々に目をやると、その作品を作った方々の様々なアイデアや想いが沢山見つかるので新しい楽しみ方が出来ると思います。
豪雪でも台風でも、ゲームを仮想空間として捉えるとその中で仮想旅行や仮想散歩が出来ますよ。

 

ちなみに私の好きなゲームソフトは、KINGDOM HEARTS、BAYONETTA、Xenoblade、FOREVER BLUE、Watch Dogsなどです。
基本的に全作品シリーズでプレイしたので気の合う方々、是非お話ししましょう笑

 

それでは、これよりモンハンの世界でネルギガンテと戦ってきます。またねー!

 




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湘南在住の日英バイリンガルパフォーマー。 水晶玉を用いたパフォーマンス『コンタクトジャグリング』において世界トップクラスの精度を誇り、豪華客船飛鳥Ⅱ、バーニーズニューヨーク各店、日本橋高島屋、イタリアローマでのテレビ出演など幅広く活動中。 出演のご依頼やご相談は、こちらからお気軽にお問い合わせ下さい。