英語力ゼロで海外移住→半年で日常英会話を習得した私の3つの勉強法

 

こんにちは。湘南のクリスタルマジシャン Michel(@michel_orbs)です。
日英バイリンガルのエンターテイナーとして国内外でショーをするのが私の仕事です。

 

よく『昔から英語が話せたの?』と聞かれるのですが、実は17歳まで英語は一切話せなかったんです。
学校の英語の成績はいつも5段階中4でした。べつに英語が優秀だったわけではありません。

 

そんな自分は高校生の時にひょんな事から英語力ゼロで1人海外に移住することになりました。
どのくらい英語力ゼロだったかというと、真夏に現地のマックで注文した覚えのないソフトクリームをテイクアウトさせられたくらいにゼロでした。

 

そんな自分でしたが、ソフトクリームの一件が悔しすぎて死に物狂いで様々な勉強法を試した結果、渡航から半年後には現地で難なく暮らせる英語力が身につきました。

 

楽しくなければ伸びないし続かないので、テキストに向かい合って義務感に駆られて勉強するのは最初はおすすめしません。
今回は『英語で聞いて話すスキル』に特化して私が取り組んだ、個人的に効果抜群だった3つの勉強法をお伝えします。

半年で日常英会話を習得する方法1. 英語の音楽を聴いて歌詞の意味を理解する

まず、現地に着いてから自分が毎日のようにやっていた勉強法がこれです。
勉強というよりは、単純に好きなアーティストの曲をもっと楽しみたいとの思いから歌詞の意味をしっかりと理解するようにしていきました。

 

実は中学校で学ぶ英語の文法だけで、現地で生活するだけなら全く困らないんですよ。
そんな中学で習う基本の文法なども、音楽を歌詞とともに聴いていれば体感的に覚えることができます。

 

色々曲の歌詞を読み解いてみると、かならず共通で使われている表現や単語が見つかるので、それに気づく回数が増えれば増えるほど英語はどんどん上達していきます。

 

ちなみにデメリットとしては、音楽の歌詞はメロディーに乗っているため自然な抑揚やイントネーションを覚えるのには適さないということ。
あくまで文法や単語、口語表現の知識をめちゃくちゃ楽しみながら覚える方法ですので、デメリットは後述する方法で楽しくカバーしましょう。

方法2 英語音声・字幕で既に知っているアニメや映画を観てみる

より実際の会話に近い形で英語を覚えられるのが、英語音声・字幕で映画やアニメを観る方法です。

 

既に観たことがある作品なら、ストーリーやセリフなどは大体覚えていますよね?
それを利用して、英語でもう一度観直すと面白いほど内容が頭に入って来ます。

 

アニメや映画のセリフは実際の会話と同レベルのスピードなので、楽しみながら実践的なリスニング力を鍛えるには最強の方法です。
既に知っているアニメや映画を英語で楽しんでいると、数ヶ月経てば英語がどんどん聞き取れるようになっているはずです。

そうしたら、次はまだ観たことがない作品を英語で観てみましょう。
ストーリーが自分の理解している通りに進んだなら、あなたのリスニング力は形になっています!

 

ただ、この方法も英会話という点ではデメリットがあります。
あくまで聞くだけで自分が話す訳ではないので、リスニング力は圧倒的に伸びますが、スピーキングのスキルアップには繋がりにくいのが難点です。

 

私は最初に音楽と映画アニメを楽しみまくってからスピーキングに移りました。
その具体的な方法を紹介します。

方法3 今の英語力に臆さず実際に会話してみる



「失敗したら恥ずかしいから、もっと上手くなってから人と話そう」

「もう少し勉強してからの方が良さそう」
「まだ文法にミスが多いし…」

 

英語を一生懸命勉強しているのに、全然話せるようにならない日本人に共通しているのがこの思考です。マジで本当にお願いだからこれだけはやめた方がいいです。

 

例えば私の本業である、人前に立つショーの仕事で例えてみたらどうでしょう。

「人前で失敗したら恥をかくから、技が上手くなってから人前に立とう」

この考えでいると、いつまで経っても人前に立つ経験が積めないので一向にショーが上手くならないんです。

「一人で練習して上達する技術」と「それを実際に人前で使う技術」は全くの別物です。
どちらかだけを頑張ってもバランスが悪く非常に効率が悪いです。

 

ショーでも英会話学習でもそこは同じ。
自分が身に付けた技術はどんどん人前で使うのが上達への近道です。

駅チカの英会話教室はなんだかんだ一番おすすめ

私の場合は現地に住んでいたので学校でもお店でもネイティブスピーカーと話す機会がありましたが、日本では定期的に時間を取って英語で話せる相手を見つけるのも大変です。

 

かと言って、仕事で英語が必要だとされても、今から海外に留学する時間もない。
このジレンマのせいで、日本に住んでいる限りはどんなにリスニングやボキャブラリーを伸ばしても英会話力が身につきにくいのです。

 

そんな日本でスピーキング力を鍛えるのに最も良い環境はネイティブレベルのスピーカーが在籍する英会話教室に通うこと。

もし最寄り駅付近など近場にあればそこを探してみるのがいいでしょう。
「英会話教室って名前は知っているけど言ったことないなぁ」という方はぜひ探してみてください。

 

しかしながら、大人数の英会話教室は先生と話せる時間が少なくなりがちなのがネックです。
やはり日本に住みながら本気で英語を伸ばすための最良の選択肢はオンライン英会話です。

短期でしっかり伸ばしていくなら自宅でオンライン英会話で効率よく

オンライン英会話の良いところは、場所に縛られず、空き時間を有効活用してスピーキングとリスニングを伸ばせるということ。
当たり前のことですが、仕事で忙しい中定期的に教室に通うのはなかなか大変なことですよね。

 

仕事で外回りや出張が多い方も、スキマ時間を利用してどこでもレッスンを受けることが出来るので、現在の生活リズムを変えずにスキルアップすることができますよ。

 

留学には時間とお金が必要ですが、オンライン英会話教室を吟味すれば日本にいながら英語を話せるようになれるのです。
ちなみに無料体験が用意されているスクールも多いので、これから英語をしっかり伸ばしたい方は一度各サービスを比べてみることをおすすめします。

 

スピーキングと文法をしっかり身につけられて、コスパを重視するなら『QQ Englishオンライン英会話』がおすすめです。
ここも無料体験があるので、まずは試してみて自分にあったサービスを見つけてみてくださいね。

日本はまだまだ英会話後進国、英語が話せるだけで仕事で有利になる国

正直自分は英語が話せていなかったら、このスピードでプロパフォーマーとしてのキャリアは築けなかったと思います。
まだ技術が今ほど無かったときでも、『英語でショーが出来るから』という理由で即座に決まった現場が沢山ありました。

 

世の中英語が必須だと言われているけれど、何だかんだ忙しかったりして後回しにしがちな英会話学習。
自分に合った方法で、バッチリ物にしてこの先の時代を生き残っていきましょう!

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湘南在住の日英中3ヶ国語を話すステージマジシャン。 最先端のLED技術とマジックを組み合わせた『光と錯覚のパフォーマンス』を得意とし、全国の有名ホテルやパーティなどに出演しています。 出演のご依頼やご相談は、こちらからお気軽にお問い合わせ下さい。