『華がある』と呼ばれる人になるための、たった一つのシンプルな方法。

 

こんにちは。湘南のクリスタルマジシャン Michel(@michel_orbs)です。

 

よく私生活や舞台などで誰かの前に立つ人を指して、『あの人は華がある』なんて言葉がありますよね。
単純な容姿や技術だけではない、存在感やオーラを纏った人は、一度目にすれば永く印象に残ります。

 

では、華がある・ないはどこで決まるのでしょうか。生まれつき持っている素質が全てなのでしょうか。
私は、全ての人は『華がある』と呼ばれる素質を持って生まれてきていると思います。

 

私はクリスタルマジシャンとして、日々人前でショーを演じておりますが、様々な現場を経験する中で、『華がある』という言葉の輪部を演者の立場から捉えることが出来ました。

 

華がある人とない人の決定的な違いの一つ、それは『一挙一動に込められた自信と情熱』です。




華があるとは。人のあらゆる動作には、精神状態がそのまま宿る

自信と情熱、この二つをあらゆる挙動や技術に込めたとき、『華がある』と呼ばれる状態に近づきます。
分かりやすい例えとして、手を挙げるという動作。

 

自信なさげに恐る恐る手を挙げるのと、自信満々にピンと手を挙げるのでは、同じ動作でも周りに与える印象が真逆になりますよね。これは感情が外見上の動作に影響を及ぼしている典型的な例ですが、自分が意識していないような場所で精神は動作に現れるものなのです。

 

さて、自信と情熱。どちらもなんだか似たように聞こえますが、似て非なる別物です。
自信とは経験に基づくものであり、情熱とは自信を積み重ね、物事を継続する上で生まれるものです。順に掘り下げましょう。

小さな自信を積み重ねると、生きるのが楽になる

自信とは、いわば人生のリソース。
人がある物事に対して沢山練習をするのは、自信が人生のリソースになることを潜在的に理解しているから。自信があることが増えれば増えるほど、生きるのが楽になり、余裕を持って物事に取り組めるようになります。

 

華がある人というのは総じて自信家なので、その自信から表情も明るくなり、余裕があります。その結果、一挙一動に情熱も込めやすくなり、人の印象に残りやすい。
だからこそ成功しやすい上、それがまた新たな自信となり…と正のサイクルを作り出すことが出来るのです。

 

この積み上げた自信というものこそが、一挙一動に情熱を満足に込めて物事を遂行するのに不可欠なものなのです。




経験から自信へ、自信は情熱へ

先述したように、自信とは人生のリソースでもあります。
自信がある物事が増えれば増えるほどに、今この瞬間を生きる自分の精神状態や意思決定は大きく変わっていきます。

 

精神的に落ち着いている状態というのは、あらゆる物事において最高のパフォーマンスを発揮出来る状態です。これが『華がある』と呼ばれる人の人前での基本状態なのです。

 

さて、人前に立ったときに『華がある』と評される人は、落ち着きを保ちながら最大限の情熱をあらゆる動作に注ぐことが出来ます。

 

自信に裏打ちされた冷静な判断や所作と、動きや言葉に宿る情熱的な感情、この相反する二つのエネルギーが調和した状態が、『華がある』と呼ばれる状態なのです。

プラス思考にならなくてもいい。自信を積み重ねれば心が燃え出すときが来る

『私はマイナス思考だからそうはなれない…』と悲観する人がいますが、そこに関しては大丈夫です。全く問題ありません。
ある物事に対して小さな自信を少しずつ積み重ねると、いつの間にかそれは自分の得意なことになっています。

 

得意なことを楽しんで続けていると、それに対して少なからず情熱は必ず生まれます。ここまで到達するのにマイナス思考かプラス思考かは殆ど関係がないのです。

 

私は先述した通りどんな人でも、『華がある人』になれるポテンシャルを必ず持って生きていると考えています。
自分のコンディションや自分を取り巻く環境によって、華が咲かない場所にいる、ただそれだけなのです。

普段の生活で、一挙一動に気を配ってみる

ちなみに常日頃から『華がある』と呼ばれる人になるために、今から出来ることとして、普段の生活の動きを変えるのはいい練習になります。

 

例えば電車から降りるときや、階段を昇る時などの何気ない日常の動作。
普段から日常的にしていることなら一定の自信はあるはずなので、自信→情熱に変換してみるのです。

 

電車から降りるときは、『さぁ、目的地に着いた。希望に満ちた場所に私は降り立つことが出来たんだ』と。
階段を登るときは、『私はどんどん上に行ける、登れば登るほど素晴らしい景色が見れて新しい出逢いに続いている』と。

 

日常の何気ない動作を大げさに捉えてやってみると、自然と自分なりの挙動への情熱の込め方が分かってきます。
人それぞれやり方は違いますが、一度出来るようになると自分にとって自信があるあらゆる物事でこれが出来るようになるので、周りに与える印象や存在感が段違いになりますよ。

 

それだけでなく、普段からエネルギッシュに行動する人はやはり魅力的に映りますので、ほんの少し心掛けるだけで『華のある』人に自然と近付いていくのです。

 

自信と情熱、この二つをあらゆる動作や言葉に込める。
それだけで、どんな人も目を奪われるような眩しい存在へと磨かれるのです。




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湘南在住の日英中3ヶ国語を話すステージマジシャン。 最先端のLED技術とマジックを組み合わせた『光と錯覚のパフォーマンス』を得意とし、全国の有名ホテルやパーティなどに出演しています。 出演のご依頼やご相談は、こちらからお気軽にお問い合わせ下さい。